俺があいつを見返す日。

ある一言をきっかけに、ある人物を見返すきっかけとして立ち上げました。日々のことから夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも掲載します。

らしさ。

お正月に、義父が品川プリンスホテルにある、ちょっと値段設定が高めな中国料理店に連れていってくれたんです。

そのお店は従業員の何人かが中国の方で、しかもオーダーが微妙に伝わらない感じで日本語が通じないものだから、わたし勝手に「あ、本格的な中国料理店だ」って思っちゃいまして。

「らしさ」に騙されちゃったんですな。
だって実際はどうだか分からないわけですよ。ただ働いているというだけで、中国料理のなんたるかなどまったく理解していない中国人かもしれませんしね。
まして料理長が中国人か、或いは本場中国で修行をした日本人である保証にもならないし。

ただ、そんなことは取るに足らないことで。
品プリの中国料理店に日本語がつたない中国人が働いている。その事実は一気に本格的中国料理店「らしさ」をアップさせるのに十分な説得力を持っているんですよ。

これがバーミヤンの従業員だったら「おいおい。最低でもオーダーが通じる語学レベルの人をホールに出してよ」ってマイナスイメージになっちゃう。なぜならバーミヤンには初めから本格的中国料理店のイメージなど持っていないから。
これが「らしさ」の力です。

体を鍛えるために入会したジムのインストラクターがヒョロガリではダメなんです。マッチョが「らしさ」なのだから。

法事のために呼んだ和尚がアフロではダメなんです。坊主頭が「らしさ」なのだから。

ガンディーが総合格闘技を習得していてはダメなんです。らしくないから。

マザーテレサがブランドのドレスを身にまとっていてはいけないんです。らしくないから。


そんなことを思った折も折。
昨日の夜、本格インドカレーをデリバリーしてくれた人がインド人ぽかったんです。いや、多分ネパール辺りの方だとは思うんですけどね
でも感じましたね。「本格インドカレー」を。

ただ、デリバリーしている時点で間違いなくこの人たちが作ったカレーではないですね。
またもや「らしさ」に騙されてしまいました。