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俺があいつを見返す日。

ある一言をきっかけに、ある人物を見返すきっかけとして立ち上げました。日々のことから夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも掲載します。

人に親切にするのは難しい。

電車の中で、明らかにいろいろとおぼつかないお年寄りがいたら席を譲るでしょう。でもそれが、ヨボヨボなのに全力で老いに抵抗している方だとイヤな顔をされてしまいます。

妊娠されている方が前に立ったら席を譲ります。でもそれが、ただの太ましいだけの女性だったら怒られてしまいますね。

このように善意って難しくて、認識がズレると事態があらぬ方向に向かってしまいますよ。

 

コンビニの店先に倒れている自転車がありました。
しかも買った品物がカゴから出て散乱してたから、とりあえず自転車を起こしてから品物を拾ってあげようかなって思ったんです。

そんで自転車を起こしている途中で持ち主の男性が店から出てきまして。すっごく睨んでんですよわたしのこと。

「なにしてくれとんねんわれー」みたいなね。

初めてですよ。マンガでもないのに「いや、ちが……」ってつぶやいたのは。

以来、倒れている自転車を元に戻したことはありません。

 

道の真ん中で酔っ払って寝ているおっさんを起こしたら「んだコラ財布取る気かぁ!!」と財布ドロボウ扱いされて騒がれたこともあります。

その場を去ったので事なきを得ましたが、以来、酔っ払いは放置しています。

 

カラオケ店の前で大学生くらいの男子が大勢で取っ組み合いのケンカをしていました。

私はそのカラオケ店に用があったので避けるわけにも行かず「危ないからやめようよ」と言いながらモーセよろしくその中を通ったら「やんのかコラァ!!」と男子に胸ぐらを掴まれてパンチされました。

さらにその仲間と思われる女子たちに腕をガッとつかまれ「ねぇお願いもうやめてあげて! こんなことして何が楽しいの!? ねぇ何が楽しいのほおおぉ!!」と泣きながらユッサユッサされました。

ぜんっぜん関係ないのにですよ。
以来、ケンカの仲裁はしないようになりました。

 

このような経験がこれまでの人生で積み重なり、わたしは必要以上に物事に首を突っ込むことをやめました。もう一人の体ではありませんしね。これでいいんだと思っています。

ただ、娘たちには「ロクな事にならないから必要以上に人に親切にするべからず」なんて教えませんけどね。

わたしはわたしの経験があってこの考えに至ったのです。この経験を娘たちたちに話して聞かせ、そこから得られたものを伝えることはしても、それを彼女たちに強要する必要はないのです。
彼女たちは自分で経験して自分の考えを見つけてもらうこととしましょう。