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俺があいつを見返す日。

ある一言をきっかけに、ある人物を見返すきっかけとして立ち上げました。日々のことから夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも掲載します。

ドッジボール大会の後、次女(7)に言われたことが忘れられない。

こども 教育

先日、ドッジボール大会に関する記事を書きました。 

ドッジボール大会で目撃した光景が忘れられない。 - 俺があいつを見返す日。

そこで人様のことをいろいろと偉そうに書いたけど、わたしも本当は人をとやかく言えたもんじゃないんですよね。親としては二流三流、日々もがきながらの父親業です。

このドッジボール大会の時もね。実はわたし、長女(10)のプレーを観て内心すっげぇ怒ってたんですよ。長女より一足早く家に着き、ダイニングテーブルに着くやいなや奥さんに言いましたもん。

 

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私「今日という今日はもう我慢ができねぇ。俺は〇〇ちゃん(長女の名前)を叱らなきゃならねぇ」

奥「何かあったの?」

私「プレーにやる気が感じられねぇ。投げるにしても逃げるにしても、もう少しまともな動きができるはず。なのにそれをしてねぇ。およそ勝とうという気概がねぇ」

奥「緊張してたんだと思うよ。私は行ってないから観てないけど、たぶん〇〇ちゃんなりにがんばったんじゃない?」

私「これは個人戦ではなくチーム戦だぜ? みんな勝つつもりでやってんのよ。しかも自分から出場すると決めている以上、そこで全力を出さないでいい理由などねぇ」

******

 

思わず奥さんに怒りをぶつけるように一気にまくし立ててしまいました。奥さんはまたわたしの「怒りタイフーン」が吹き荒れちまうと、暗澹たる思いだったことでしょう。

そこでですよ。今までおとなしく聞いていた次女(7)が、カウンターの向こうから声だけで参戦してきたんです。

 

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次「おとうさんはーちいさいときー、うんどうかいとかにおとうさんとかおかあさんがきてくれたことあった?」

私「 ……あったと思う。覚えてないけど」

次「じゃあそのときー、ぜんぜんきんちょうしないでぜんりょくだせた?」

私「……わかんない。出せなかったかもしんないけど……」

次「じゃぁ〇〇ちゃんもそれとおんなじなんじゃない?」

私「でも……! だって!!」

次「〇〇ちゃんのこと、おこらなくていいとおもうよー!」

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ハイ解決!!

齢43にしてわたし、10年も生きていない幼女に諭されました。そしてまさかの論破。一切の曇りがないまっすぐな気持ちから出たであろう正論に太刀打ちする術を持っていませんでした。

 

娘たちが小さい頃から、事あるごとに言い続けてきたんですよね。

「緊張するのはいい。恥ずかしがるのも当たり前。でもやらなければいけない時は一生懸命にやれ。そうすれば、結果がどうあろうと俺は君たちを誇りに思う」

うちの長女、学校では何もできなくなっちゃうんです。家や外では全っっっ然そんなことないんですけど。こういうのは内気ではなく、どうやら「緘黙症(かんもくしょう)」と言われる症状っぽいんですよね。

緘黙症の発症と家庭環境には明確な因果関係はないらしいんですけど、いま思えばこのわたしの教えが長女を必要以上に内気にさせてしまったのではないかと考えてしまうんですよ。

というのも、きっとね。緊張しても恥ずかしくても、いつもずっと一生懸命に頑張ってたんでしょう。でもいくら頑張ったところで、それがわたしの考える基準まで到達していないとわたしは認めなかったんですねぇ。

頑張ってもわたしに認めてもらえなくて、どうしていいかわからなくなってしまったのでしょう。分からないから自信が持てずに言動も消極的になる。それを見てわたしがまた叱る。この悪循環です。わたしは気づくのが遅かったんです。

長女にしてきたことを思うたび、取り返しが付かないことだけに「ウキィッ!! ングフゥッ!!」って枕に顔を埋めて足をバタバタしたくなります。

ドッジボール大会も、参加することを決めただけで良しとすべきと決めたのになぁ。 

 

親というのは難しいですよねぇ。