俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

梅の花は儚いロックだった。

東京で桜が開花したようですね。いよいよ本格的な春の到来でしょうか。

 

2月の話ですけど、前から行きたかった大田区の『池上梅園』に梅の花を愛でに行きました。

写真は撮ってないので、せめて公式ページのリンクを。

池上梅園 大田区

6〜7分咲きだったけど十分壮観でした。でも2分で飽きました。だって梅しかないんだもの。

やっぱりあれです。なんでもないところにポツンと梅の木がある。それがいいんですよ。なんつーの? 掃き溜めに鶴?泥中の蓮?

キレイなモデルさんが集まっている中にいるキレイなおねえさんよりより、普通の会社にいるキレイなおねえさんの方が5倍は魅力的だもの。女子校にいるなんでもない男性教師が異様にモテるのもそう。

 

ところでわたし、梅の花が好きなんです。あのロックな意気がたまらない。

だってあいつら2月に咲きはじめるんですよ? おかしいでしょう。2月っていったら寒さのピークじゃないですか。まだまだ大多数の草花は咲きません。だって寒いんだから。

狙って咲いてんすよ梅のヤツら。

「他の花はみんな前へならえでおとなしくしてるけどさ。冬に咲いちゃいけないなんてルール、誰が決めたんだろうな。なんとなくだけどさ、オレらいま咲こうぜ。オレらルールは破るかも知んねえけど、花が花として花を咲かせるっていう、一番大事な表現は破っちゃいない。オレらいま咲こうぜ」

な感じで咲いているに決まってます。うーむロック。

他の花が咲いてない、そんな灰色の世界にポッと小さな梅の花が咲く。ムチャクチャ映える。すごい好き。

 

咲いたからといって誰かが見るとは限らないですよ。

温かい時期ならね、みんな歩みを止めて花だって愛でますよ。でも梅が咲くのは極寒の時期。みんな背中を丸めて足早に通り過ぎる。咲いたところで梅などに目を向ける保証はない。

でも咲く。ここがロック。ロックのなんたるかは分かんないけど、なんとなくロック。すごい好き。

 

そして始まったものはいずれ終わりを迎える。梅の花とて例外ではありません。

ここでも梅はロック。

「オレら全力で咲いたよな。誰かが見てくれたのか、誰かの心を癒せたのか、それは分からない。でもやることはやった。あとは散るだけだ」

そしてみんな大好き『桜先輩』が咲き始める少し前から散り始める。この執着のないところが潔し。

 

桜の花は好みません。まるでアイドルグループのようで派手過ぎる。

梅の花は大好きです。まるで孤高のロッカーのようで。それでいて全体的に、なんか儚さが漂う。

梅は儚いロック。

好きだなぁ梅。

梅酒もロックが好きだなぁ。