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俺があいつを見返す日。

ある一言をきっかけに、ある人物を見返すきっかけとして立ち上げました。日々のことから夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも掲載します。

将来の娘の結婚式のためにお花見をしました(後編)

先日は書いている途中で力尽きてしまったのでその続きを。

 

前回までの振り返り。

長女(11)からの提案でお花見をすることになった我が家は、家族全員でお弁当を作り、準備万端で当日の朝を迎えるもまさかの雨。

涙する発案者の長女。絶望してフテる次女(8)。頼みの綱のてるてる坊主がいつの間にか下を向いていたというオカルト現象も相まって、世紀末感漂う我が家のサタデーモーニング。

振り返りここまで。

 

さてどうするか?

『お花見に行けないのであれば早起きする意味がない』と言わんばかりに二度寝に入った家族を横目に、お布団で一人思案の時を過ごす。時間は朝7:00。

雨さえ止めば行っちゃうんだけどね、お花見。ぬかるんだ地面にはシートを敷けば問題ないし、桜が散っていたら地面に落ちている花びらを愛でればいいし。外に出てお弁当を食べさえすれば大抵のことは楽しいと思うんだな。何よりそんなお花見は確実に家族の歴史に深く刻まれるので、それだけで十分すぎる価値がある。

しかし雨は止みそうにないんだよなぁ。今日(先週の土曜日)は他にもこなさなければならない用事があるし、顔を出すかどうかも分からない太陽をずっと待つわけにはいかないな。

ならいっそのこと傘をさしてやるか!? それはさすがにムリ。それくらいの雨の強さ。

しからば日曜日に延期? ダメダメ。日曜日はもっと雨の予報だし、何よりこのお弁当はどうすんの?

 

万策尽きたのでお布団を出てリビングへ。暗い気持ちでダイニングの椅子に座った時に、ちょっとしたことを思いつきました。

「これしかねぇ」

わたしはそのちょっとした思いつきを実行に移すことにしました。

 

まず正方形のメモ用紙を準備。

これは奥さんが前にフライングタイガーで買ったやつ。そして久々のリーゼンネズミくんの登場。
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このメモ用紙を……
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折り折り折り折り折り折り折りしてこんな感じに。
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それを50個。あとで10個増えたので最終的には60個。
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赤のラインをハサミで切って優しく開くと……

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さくらの花に! すげぇ!!
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これにピンクと黄色の色鉛筆で色を付け……
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ダイニングテーブルのクリアマットの下に配置して出来上がり。
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最後の方は奥さんを起こして手伝ってもらいました。上の写真は奥さんのセンスで配置してもらったのです。

この日はちょうど次女の8歳の誕生日だったので、左側にそのメッセージ、右側にはお花見を企画してくれた長女へのお礼のメッセージ。

もっと満開な感じになると思ってたけど、60枚も作ってもこんなもんなんだな。

娘たちを起こしてお披露目。けっこう喜んでくれました。まぁ良かったかな。

最後にお弁当を並べてみんなで食べました。

以上、これが我が家のお花見でした。
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朝の7:00から始めて2時間以上掛かってますからね。チマチマ折ったり切ったりしている間に、いろいろなことが脳内に浮かんでくるんですよ。

最初はワクワクしながら作業してたんです。

『完成したらきっとキレイだぞ』

『娘たち、きっと喜んでくれるぞ』

とかね。

でも時間が経つにつれ、その確信が揺らいてくるんです。

『こんなのホントに喜んでくれんのかな?』

『何とも言えない香ばしい反応だったらどうしよう?』

そんな負のマインドがアタマの中を埋め尽くすと、ふと『やめちゃおうかな』なんて思ったりして。折り紙じゃなくてわたしの心を折りそうになったりして。折り紙じゃなくてわたしの心を折りそうになったりして。気に入ったので2回書きました。

でも、

『どちらにせよ俺にはこれくらいのことしかできないんだ』

『自分でやりたくてやっているんだから、相手の反応は関係ない』

なんて自分を鼓舞したりとかね。

そのうち、

『作業の様子を写真に撮ればブログのネタが一つ増えるぞ』

なんてポジティブになったかと思えば、

『わたしはブログに載せるためにこの作業をやり始めたのか?』

なんて自問自答が始まってまたネガティブに。

最終的には何をどう考えたのか、

『自分がビル・ゲイツだったら、お花見ができずに嘆く娘に対して桜の木を千本手配して即刻庭に植えさせるだろう。あるいはバカンスを兼ねて自家用ジェットで桜が満開の場所までひとっ飛びか。それに比べてわたしのなんと小さいことか。土曜日の朝からちっちゃいちっちゃいメモ用紙をオリオリオリオリチョキチョキチョキチョキ。なんだわたしはシザーハンズか。そもそもビル・ゲイツなら桜など自分の広大な屋敷の庭に腐るほど植わっているから花見に行きたいなどという発想にならないだろうが。頭来たから絶対にマイクロソフト製品など買わないからな。お前の資産を増やすことなどに決して貢献などするものか』

 

そんな不安定に揺れる我が心を、何を以て支え、この偉業を完遂できたのか?

それがタイトルにもある通り『将来の娘の結婚式のため』ですよ。

大きくなって結婚する娘たちが、結婚式で読む新婦からの手紙でこの日のことに触れ「わたしにとって最高のお父さんです」なんて言われてわたしがむせび泣くというね。それだけです。それだけのためこの作業をやり遂げたんです。

あ、ダメだ泣く。

 

ちなみに桜の作り方は、この方のページを参考にさせていただきました。

 

のんびり暮らそう

https://handmade3.jp/7533.html

 

すべてこの方のおかけです。

ありがとうございました。