俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

にょい。

 先日の記事でも触れましたように、わたしはカラオケで『冬のリヴィエラ』を歌うことを目下の目標としております。

 すでに歌詞もメロディも完璧に近いくらいに覚えていますので、いつチャンスが来ても問題なく歌うことが可能でしょう。


 自分で言うのも全然憚られないんですけど、わたしは決して歌が下手な方ではないんですね。人並み程度の歌唱力はあります。

 でも冬のリヴィエラを上手に歌える自信があるかと聞かれたら、イマイチ自信がないんですなこれが。理由は2つ。


 一つは『♪皮のコートのボタンひとつ〜』のくだりで吹き出してしまいそうだから。


 もう一つの理由は、わたしの力量が足りないから。

 歌詞に重く深い意味があればあるほど、上手に歌うためには歌う側の力量が必要だと思うのですよ。この場合の上手とか力量というのは歌唱力やテクニックのことではなく、何というか、その人の人間性というか深みというか歴史というか。


 わたしは石原裕次郎さんの『わが人生に悔いなし』という歌が大好きで、一度カラオケで歌ったことがあります。30代前半の頃だったと思います。

 間違えずにソツなく歌えたんですけど、歌いながら自分自身がものすごくシラケてしまって。それっておそらくは歌詞が原因だったんですよね。


♪たった一つの星を頼りに はるばる遠くへ来たもんだ


♪親にもらった体一つで 戦い続けた気持ち良さ


♪長かろうと短かろうと わが人生に悔いはない


 はるばる遠くへって言われても、まだどこかに辿り着いた実感は無かったし、体一つで戦い続けた覚えもなかった。まして30ちょいの若造がこんなふうに自分の人生を振り返って達観できるわけがない。


 わたしはこの歌を歌えるほどの何かを持っていないんだと痛感しましたね。

 以来この歌は封印しています。この先、わたしがこの歌を歌うにふさわしい境地まで達するかは怪しいところではありますが、いつか歌えるその日を夢見て、悔いのない人生を歩んでゆく所存にございますれば。


 わたしが若い頃、『SPEED』という小・中学生の少女たちで構成された4人組のダンス&ボーカルグループがありました。

 その子たちが愛の尊さや人生の儚さを歌うんですけど、その当時はわたしだって正直「いやキミら何も知らんでしよ?」とか思ってしまいましたからね。


♪甘い恋のかけひきは 言葉だけじゃ足りないから


 いや、キミら小中学生に言葉以外の手段で恋の駆け引きなぞされてたまるかよ。

 

♪同じステップの毎日じゃ生きてる事さえ忘れちゃう それじゃ張りがない


 いや取り敢えず義務教育だしね。家と学校と塾という同じステップの毎日を生きるのは、ある程度しょうがないんじゃないのかなぁ。


 我ながら意地の悪い大人でした。今はそんなこと思いませんよ。それにSPEEDのみんなは歌もダンスも上手だったので、実力が余計なものを全部ねじ伏せてしまいましたね。


 そう言えばSPEEDの曲の中に『my graduation』という名曲があるんですけど、その中の歌詞にどうしても笑ってしまう部分があるんですよ。


♪笑いころげたVoice 瞳のTruth コロンのにおい 待ち合わせした店


 『コロンのにおい』←コイツが犯人。ここの歌詞はリズムが早いので実際は『コロンのにょい』って聞こえるんですよ。にょい。にょいって。ニョイかぁー。これまで40年以上生きてきて、それこそいろんな言葉を口にしてきたけど『にょい』なんて口から発したことはたぶん一度たりともないなぁ。強いて言えば如意棒くらいかな。


 かと言って、素人のわたしが何か対案を考えられるかと言えば、それは難しい。やはりプロはすごいってことでしょうね。それに名曲には違いないですこの曲は。

 

 と、これまでカラオケに対する思いなどを語ってまいりましたが、わたしはカラオケが大キライです。


 それでは今日はこのへんで失礼いたします。