俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

今日は『次女がピアノをやめる決断をした記念日』  

 速報。奥さんからLINEあり。次女(9)、ピアノやめるってよ。


 数ヶ月前だったかな。おそらく初めてだったと思うけど、次女がピアノの先生に少し厳しめに注意されたらしい。もう少しちゃんと練習してきてと。


 そりゃ言われるよねってのが親としての率直な感想。だって、これは次女だけでなく長女(12)もだけど、最近は全然練習していなかったからね。ピアノの前日に奥さんに促されて、重い腰を上げて一度二度だけ弾くという感じだったもの。でも長女の方が次女よりちょい練習熱心かな。


 次女もピアノの先生に注意されて、多少ショックだったと思うけどね。でもこれはピアノの先生が圧倒的に正しいね。あちらも受け取る月謝に見合う技術を提供しようとしてくれているプロだから。次女が練習を面倒と思うことは仕方ないけど、ロクに練習をせずに練習日を迎えてしまうようであれば、それは先生に失礼だもの。わたしもそれは許してはあげられないしね。


 だから次女にはそんな事を話した上で「もうピアノやめちゃえば?」って言ったんだ。別に習い始めたからってやめられないわけじゃないし。続けていく内に「なんか違うな」ってことはいくらでもあるわけで。そんな気持ちのまま続けるくらいならやめちゃって、他の習い事をするか、友達と遊ぶか、家でマンガでも読んでいる方がよっぽどマシ。やめることは何も悪いことじゃないし、やめるって決心することも勇気だよと。


 わたしも昔に言われたことあるもん。

 ゆえあってやめざるを得なくなっちゃったけど、わたしは若かりし頃に武道を習っていて。人生を捧げていたから、どんな怪我をしようが雪が降って交通機関が止まろうが、絶対に練習を休んだことはなかった。拳と膝を同時に痛めて満足に動けない時でも大会に出ようとしたりね。それがカッコイイと思っていたし、絶対的にそうあるべきだと思っていたから。


 そしたら武道の先生に言われたもん。「お前には『出来ません』という勇気がない」って。

 顔面をレンガでぶん殴られたような衝撃だった。今まで自分で自分のことをものすごく勇気のある男だと信じて疑っていなかったから。

 それでも結局大会には出たんだけど。でも先生の言いたいことは当時のわたしでも何となく分かった。それからは少し肩の力を抜いて武道に向き合えて、そんで肩の力を抜き過ぎてドラクエをやるために練習を休んだら先生に怒られちった。てへぺろ

 

 何でもチャレンジする人や、それを最後まで成し遂げる人は心からすごいと思うよ。でも程度の問題もあるけどもね。やべぇって思うことがあったら、もう少し簡単にやめるとか逃げるって選択をしてもいいんじゃないかね。学校でも会社でも。ちょっと逃げることに寛容じゃなさすぎるんだよな。森を歩いてて熊に出くわして逃げないアホがいるかよ。ちょっと違うね。


 次女なりに悩んだだろうし、やめる動機が『放課後は友達と遊びたい』でもいいんだわ。やめるって決断して、それを親に伝えるのは勇気が必要だったと思うし、それが出来た次女を褒め讃えたい。やめることで次女の心に暗い影を落とすようなことは絶対にあってはならない。

 

 記憶はおぼろげだけど、2年近くは続いたのかな。

 長女(12)が先にピアノをやりたいと言い始めたので、それじゃということで速攻で電子ピアノを購入した。不器用ながらも楽しそうにピアノを弾く長女を見て、次女もピアノをやりたいと言い出した。


 それからは一台の電子ピアノを二人で奪い合うようにして練習をしていたな。自分が習ってきた曲を競い合うようにしてわたしに教えてくれたりもした。自分が得た技術を人に教えることは、その技術をより確実にすると思っているので、わたしもめんどっこいなーと文句をいいながら教えてもらったりした。長女と次女が代わる代わるだから大変だったけど楽しかった。ヤヴァイちっと涙出た。

 

 我が家には『365日記念日計画』というものがあって。日常のちょっとしたことを報告しあって、それを我が家の記念日に制定するの。目標は365日全てを記念日にすること。もちろんうるう年もね。


 だから今日は記念日にする。次女がピアノをやめる決断をした記念日。