俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

殺人ビームすら受け入れろというのか。

 自分と他人とでは価値観が異なる。それは分かってる。25時の電話のベル土曜日の仕事。そしてその価値観の違いが軋轢を生じさせたりもするけど、逆にその違いを理解できれば良好な関係を構築することもできる。それも分かってる。ため息で塗り替えられた週末の予定。ちょくちょく福山雅治アニキがHELLOするけど大丈夫わたしは元気だぉ。

 そんなことは分かっていても、なかなか上手に人間関係を構築できない。それがわたし。でもそんな自分の事も分かっているので、何とか上手にやろうと日々意識して努力することもできる。自分の特性を理解することはとても大切だ。


 長女(12)はとても不器用。親のヒイキ目を加えたとしても、何をするのも人並み以下。だからわたしは彼女に対して事あるごとに「キミは不器用なんだから」と言う。

 そんな言い方してやるなよと人に言われたこともあるが、別に不器用を責めているわけではない。何も考えずに何でもこなす天才肌の人がいる一方で、何をやらせても鈍くさくて上手くできない人もいる。長女は後者。であれば、本人もその特性を知った方がいいよという話。知っているからこそ要所で自分に最適な選択をすることができる。自分が泳げないことを知らない人は溺れちゃうんだから。分かっているからこそ努力もできる。別に努力しなくてもいいけど。

 そういう意味であるということも説明した上で長女に「不器用だ」と言っている。伝え方や言い方を間違えると萎縮してしまうから難しい。


 長女はとにかく考えない。いや、考えているのかもしれないが、足りない。『コレをしたらこうなる可能性があるからこうしよう』みたいなことができない。青のりがタップリかかった焼きそばを食べたあとに歯みがきもせず鏡も見ず「いってきまーす」と出てゆく女。それが長女。


 先日、長女を叱った。家族で出かけようと玄関を出たら、ブラジャーの両肩のヒモが服からハミって出ていたから。ずいぶんと景気のおよろしいことだ。

 その時が初めてではなく、いつもそう。ちょくちょく出ているから気を付けなさいと言いながら都度直してあげるけど、何回注意しても直らない。理解に苦しむ。だから多少キレた。いい加減にしろと。出かける前に鏡を見ろと。いつも注意してるだろと。オレで言ったらジーンズから常にパンツのゴムが見えているようなものだぞと。お前が周りから嘲笑されるのは耐えられないと。だいたいブラジャーの両肩ヒモが露出するとはどんな服のチョイスをしているんだと。即刻着替えてこいと。

 

 ……いつの間にか長女の話になっていた。違うわたしが今回書きたかったのは『殺人ビーム』についてだ。


 本日、電車に乗るのでスマホをポチッとマナーモードにしたつもりが、間違えてLEDライトをポチッと点灯してしまっていた。それに気がつくまでの二駅間、わたしはスマホから放たれる殺人ビームを周囲に浴びせ続けていたらしい。わたしの周囲の皆様に置かれましてはさぞかし不快だったことだろう。どうもゴメンナサイ。


 それにしても、周りの人はよくわたしに何の注意もしなかったものだと思う。これが外国だったら「Hey! Maybe she draw! Casey now site!!」とか怒鳴られそうなものだけれど。わたしだったらキレはしないが「すみません。スマホのライト点いてますよ?」くらいは言うかもしれない。いや言わないかな。「はい。知っていますがそれが何か?」とか言われたらイラッとしちゃうし。


 LEDライトで思い出した。会社でのわたしの向かいに嘱託のオジジがいるのだが、ちょっと困った問題が起きている。わたしとオジジの机は向かい合わせで、互いのPCモニタが背中合わせになっている。図で説明するならこのような環境だ。


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 ただこのオジジ、PCモニタの光量では物足りないらしい。だからPCモニタにクリップタイプのLEDライトを取り付けて、自分の周囲のシャイニーパワーを増幅させているのだ。

 それはいい。それはいいんだ。でも眩しいんだよオジジ。オジジのそのLEDライトがね。向かいにいるオレの目に深刻なダメージを与えているんだよ。


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 ホンの少しだけでいい。己が行動の影響を考えて欲しい。そうすれば自分にとっては有益なシャイニーパワーでも、向かいの同僚にとっては殺人ビームとなり得ることが即座に分かるはずだ。

 わたしとてオジジから光を奪うつもりなどない。ただ少し工夫をしてくれるだけで全てが解決するのだ。だからわたしはオジジに伝えた。あなたのLEDライトから放たれる殺人ビームがわたしの目に深刻なダメージを与えている。撤去してくれとは言わない。ただ、少しライトの位置を下げるか、向かいのわたしに光が届かないように遮光のついたてみたいなものを設置してくれまいかと。

 オジジは分かりましたとつぶやいて、スッとライトの位置を下げてくれた。どうやらついたてを設置する手間は惜しかったらしい。わたしとしてはついたてが良かったのだが仕方がない。取り敢えずの危機は脱したことだし、助さん格さんや。これにて一件落着! カッカッカ!!


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 となるはずだったのだが……。やっぱりオジジだからか忘れるのよ。数日経つとライトの位置が元通りになっているのだ。そのたびに「あの、殺人ビームが……」と伝え、オジジはまたライトの位置を下げる。そして数日後にはまた位置がもとに戻っている。だからついたてにしろとあれほど……。

 何回言っても同じことの繰り返しだから、今はもうライトの位置が高くなると、オジジのいない隙を狙ってライトをグーッと下に下げるようにした。この繰り返し。


 正直に言うと、このオジジとはあまり積極的に接点を持ちたくないのだ。わたしにとってはさして悪い人ではない。いつもニコニコして人当たりは良いし、表面上で付き合う分には何の問題もないのだが、いかんせんクセが強い。かなり強い。くさやとは真逆のクセ。くさやは臭いけど食べればおいしい。このオジジはおいしそうに見えても食べると苦くて食えたもんじゃない。そういうタチの悪いクセ。


 このオジジのクセを如実に表すエピソードがあって。オジジがウチの部署の忘年会の幹事になった時、いっさい誰にも何の意見も聞かず、参加可否の調査すらせず自分の一存だけで忘年会の日時と場所を決めた。しかも開催5日前の朝のミーティングで「今年の忘年会ですが、今週の金曜日の18:00から○○で行いますので、よろしくお願いします」と言ってのけたくらいのクセ。


 そんな自己中で殺人ビームを放つオジジですら、互いの価値観の違いを理解さえすれば良好な関係が構築できるのだろうか。出来るのだろうな。全てはわたしのとらえ方次第か。