俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

次女がみせた不可解な行動の理由から、親としての在り方を少しだけ考えさせられる。

 わたしが会社から帰ってくると、ちょうど次女(9)がお昼寝から目を覚ましたところでした。とはいえもう夜だし、お昼寝というにはちょっと長過ぎますね。さしずめ眠れる森の美女ならぬ『眠れる森の次女』といったところでしょうか。フフ。フフフ。

 だとしたら次女よ。キスをして長き眠りから君の目を覚まさせた王子様とは、一体どこの誰なんだい? その歳でAまで進むなんて、たとえ沖田浩之が許してもわたしは許さないよ。前述の『さしずめ』のところを『橋爪』に変えてやるから覚悟しなさい。しかも橋爪界における名門中の名門と誉れ高い功だぞ。橋爪功

 なんてことを冗談混じりに次女に言おうとしたけど、次女はツタンカーメンに比肩するほどに寝起きが劣悪なのでやめておきました。そんな彼女をわたしが密かに『ツーたん』と呼んでいることはどうか内密にお願いします。


 お昼寝から起きるなり次女は、真っ先にリビングにある自分の勉強机に向かいました。そして椅子にかけてあった通学帽を被るやいなや、頭頂部をゴシゴシと激しくこすり始めたのです。


 ちょっとドウシタノ? なにドウシタノ?


 あまりに突然の不可解な行動に、中山美穂さんの『ROSA』を思い浮かべないわけにはいきませんでしたよ。だからわたしは次女に聞いたんです。


 ちょっとドウシタノ? なにドウシタノ?


 髪の毛をクシャクシャにしたいだけ。次女はそう言うのですけど、いやおかしいよ。小学3年生女児は普通、お昼寝から目覚めたばかりで髪の毛をクシャクシャにしたりはしないよ。

 きっと頭が痒いのだろうと次女の髪の毛を掻き分けてみると、細かいフケがチラホラと。だから毎日お風呂に入りなさいとあれほど言ってんのよ。今すぐお風呂に入って頭をよく洗ってくるんだいいや今すぐにだよーしいい子だ。

 

 しばらくしてお風呂から出てきた次女の髪の毛をわたしが乾かしてあげました。するとどうしたことでしょう。いつの間にか次女の背中に黒米のような物体が10個ほど。顔を近づけてよく見てみると、それら一つ一つが動いてるではないですか。ぎゃあシラミの成虫。


 シラミがいたという事実に次女は大泣きでした。蚊を見ただけでも怖がるほどに虫が苦手なのだから無理もないですね。脚をガクガクと震わせながら泣いていましたよ。普段なら『今日から俺は』に登場する人物たちのように「すぐ泣くんじゃねぇコラぇー」と叱るわたしも、さすがにそこまで鬼にはなれませんでした。


 それにしてもいつの間にシラミに住みつかれていたんだろう。それも成虫になるまで進行していたとは。もっと早く気づいてあげられればよかったと後悔の念に駆られるのですが、それまで痒がっている素振りなど一切見せなかったので不思議でなりません。


 いや、次女はきっと少し前から痒かったのかもしれません。でも言えなかったのでしょう。彼女はお風呂があまり好きではなく髪の毛の洗い方も雑なので、いつもわたしは「もっとちゃんと洗わないと」と注意しているのです。もし頭が痒いなどと言おうものなら「それ見たことか」と注意されると思って怖かったのでしょう。だから通学帽で頭をこすって髪の毛をクシャクシャにしたかったなどという意味不明な言い訳をしたのです。


 辛い時に子どもが親に辛いと言えない環境は、わたしが最も危惧している家庭環境。わたしは気づかない内に次女が本当のことを言えないような圧をかけていたのかもしれません。これは親としての在り方を見直すいいキッカケとせねばなりません。


 結論として、次女がみせた不可解な行動の理由はシラミでした。それにしても、お昼寝という長き眠りから次女の目を覚まさせてくれたのは、王子様ではなくシラミ様だったのです。人の世はとかく世知辛えですね。お話のようにはうまくいきません。

 もしお話の通りなら、今ごろわたしは異世界に転生して世界を救う勇者にでもなっていないといけないわけだけど相も変わらず毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれてイヤになっちゃうのはたい焼きくんお前ではなく子門だぞ。印税的に子門真人こそ真の嫌になっちゃう達人。

 話がそれたけどもう元に戻せる自信はないので続きはまた今度。


 皆さんこんにちわ。そしてアイルビーバック。早くも無事に話を元に戻せそうです。でも長くなって疲れたのでやっぱり猫が好き。いや猫など特別好きではない。やっぱりまた今度です。