俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

世代を超えて星に願いを。

 わたしが今よりもう少しだけ純粋な心を持っていた頃。即ちそれは20代後半くらいまでのことだけど、わたしはディズニーランドが大好きでした。心が疲弊してどうにもならなくなってしまった時、いつもわたしを癒やしてくれたのがディズニーランドだったのです。


 ディズニーランドのアトラクションやイベント、パレードにはあまり興味がありません。スプラッシュマウンテンもビッグサンダーマウンテンも、その他のどんなアトラクションも乗れなくて結構。ただディズニーランドに行ってベンチに座っているだけで、煩わしい現実を忘れられる。そんな夢と魔法の国にいられるだけで満足だったのです。


 ただ、今は無き『ミッキーマウス・レビュー』だけは欠かさず観ていました。劇中のミニーがバイオリンで弾く、わずか数十秒の『星に願いを』が、たまらなく好きだった。わたしはこの曲が大好きなのです。


 『星に願いを』をピアノで弾くことが出来たらどんなにいいだろうか。そんな風に思うことが何度もありました。でも残念ながら、わたしにはピアノもピアノを弾く技術もありませんでした。昔にバンドをやっていた関係で弾けもしないキーボードは持っていたのですが、持っているだけで弾けるようになるはずもなく。また、弾けるようになるための努力をするでもなく。いつの間にかそんな思いはどこかに置き忘れてしまいました。


 少し時が経ち、今の奥さんと付き合いはじめた頃です。彼女はわたしが『星に願いを』を好きだということを知ると「私が弾けるようになる」と言ってくれました。彼女は幼少の頃にピアノを習っていたのです。そしてわたし達は渋谷のジュンク堂書店で楽譜を買いました。


 ただ、非常に、非常に残念なことに、その楽譜は難易度が高かった。彼女のピアノの実力では到底弾けるレベルのものではなかったのです。彼女はとても残念がっていましたが、わたしは弾いてくれようとしたその気持ちが嬉しいので感謝しかありませんでした。

 そしてその楽譜はいつしか忘れ去られ、我が家の書庫のどこかに埋もれてしまいました。


 それからさらに15年以上の時を経て、今は我が家のリビングで長女(12)が『星に願いを』を弾いています。ピアノの発表会で弾くために練習しているのですが、優しい長女のことです。もしかしたらわたしのために敢えてその曲を選んでくれたのかもしれません。


 真実がどうであるにせよ、感無量。長女がこの曲を練習で弾くたびに、奥さんと2人で「やっと願いが叶ったよね」と言いながら、しみじみと聞いています。星に願いを祈ったつもりはないのですけど。


 わたしのくせに。わたしのくせに生意気なことに、少しセンチな文章を綴ってしまいました。

 最後になりますが、これは去年、家族でディズニーランドに行った時のスプラッシュマウンテンでのわたしです。


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 またね。 ハハッ!!