朝起きたら、メジャーリーグのイチロー選手が引退記者会見をしていた。
超ビックリした。
わたしはスポーツ全般に疎いから、野球のことも全然知らない。
全然が大げさだとしても、ピッチャーが投げた球をバッターがバットで打って左回りに走るくらいのことしか知らないから、これはもう『全然』の称号を授かってもいいよねって思っている。
こんばんは。『とにかく野球のことを全然知らないわいだん』です。安心してください。知りませんよ。
よほど有名でない限り、選手の名前もほぼ知らない。
そんなわたしでも、ニュースで取り上げられればつい目をとめてしまうのがイチロー選手だった。
なぜイチロー選手だけはこんなに気になるのか。自分でも分からないし考えたこともない。
先にも書いたけど、わたしは野球に関連する知識が皆無だから。彼が現役時代に残した輝かしいであろう功績もほぼ知らないし、聞いても正直その偉大さはピンとこない。
きっと『彼は何かすごいらしい』って事と、これまでに目にしたり伝え聞いたりした彼の言動や人柄、加えて古畑任三郎のドラマの演技力から、わたしなりにイチロー選手に惹かれたのだろう。
そんな、とてつもなくすごいらしいイチロー選手も年齢には抗えないのか、ここ数年は思うように記録が残せていなかったらしい。
ネットではそんなイチロー選手のことを『老害』と揶揄するような書き込みを目にすることも多々ある。
イチロー選手が老害かどうかはわたしには分からない。だって野球のこともイチロー選手のこともよく知らないから。
ただ、老害って何だろうと思うことはたまにある。昔より老害という言葉を耳にすることが多くなったからかな。
わたしの身近に、老害という言葉をよく口にする人が、パッと思い出すだけで3人いる。
その人たちに限っての話だけど、彼らの言う老害とは、どうも『年を取って全盛期より衰えを見せた人』の事らしい。
若い頃から衰えるだけで老害と言うなら、自分も含めてすべての人はいずれ確実に老害だろうね。
ていうか既に老害になっている。
老化による衰えを自覚せず、周囲に悪影響を及ぼしていることは実際にあるのだろうけど。
自分の過去の功績を懐かしみ、多少の自慢も交えて語るだけなら害はない。
でも、過去の栄光に浸っていつまでも尊大な態度でいたり、昔に世話した事をいつまでも恩着せがましく言われるのであれば、おそらくその人は老害なんだと思う。
でもその人の歴史をロクに顧みることもせず、あまつさえ自分が賜った恩も忘れ、ただ老いを理由に老害と言うのであれば、それは逆に『若害』だと思う。じゃくがい? にゃくがい? 読み方は何でも良いけど。
それはそれとして。
イチロー選手の引退記者会見を観ていて思った。
この人、ぜんぜん耳たぶ無いじゃん。
人の身体的特徴に触れてネタにするのはお叱りを受けるかもしれないけど、別にいいから書くけど、イチロー選手、耳たぶ全然なかった。
おい福耳システムどうなってんの。福耳って金持ちになれるんじゃねえの? イチロー選手いくら稼いでいると思ってんのよ。いや知らないけれども何百億円とかでしょきっと。
でも耳たぶ全然ねーじゃん。むしろ耳たぶだけなら俺の方が全然立派よ。
カンケーねーのか福耳なんて。つーかイチロー選手みたいな耳がほんとの福耳なんじゃないの?
間もなく改元を迎えるこの2019年。
これは福耳についての認識も改めた方がいいかもしれない。