俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

踏切のババアを助けた。

ババアって。

いやまぁ、穏やかなタイトルではないよね。

そりゃそうなんだ。だって俺いま穏やかじゃねーもん。

一人称もわたしじゃなくて俺だし。

 

普段は『琵琶湖の水面の生まれ変わり』とまで言われるほどに穏やかな心を持つ俺だよ?

琵琶湖の水面がどれだけ穏やかなのかは知んないけどさ。

そんな俺ですら今は日本海の荒波の如し激情に駆られているってことよ。

そうでもなかったら、今日びこの炎上社会でタイトルにババアなんて書くかい。


あと琵琶湖の生まれ変わりっていっても、別に琵琶湖まだ死んでねえし。

死んでねえし、前世が湖の水面ならば、俺の来世は一体ナニよ。

花の大東京のコンクリートジャンゴーに敷設されるアスファルトかい?

うーん楽しみ。来世に期待!!


クソが。何も楽しくねえ。

 

踏切のババアを助けたよ。

違うな。『踏切のババア』だと、踏切を根城に一大勢力を築いている豪族みてえな感じになっちゃうから、正しくは『踏切でババアを助けた』だわ。

いいよ別に助詞なんてどうでもよ。いずれにせよ助けたのはババアに相違ねえんだから。


じゃあ果たしてどこからがババアかって話になるよね。なるんだよ。


こないだ次女(10)の授業参観に行ってきたんだけど。

国語の授業で先生が「バスの運転手さんは男性ですか、女性ですか」と。

正解は男性だと。女の子が運転手さんの事を『おじさん』と言っていたからだと。

まあ異論はない。


次に先生は「じゃあバスの運転手さんは若い男性ですか、歳を取った男性ですか」と。

正解は歳を取っている男性だと。女の子がおじさんと言っていたからだと。


ちょ待てよ。こんばんわ。チョ・マテヨです。今度ニューアルバムを出します。


いいんだよそんな事は。

それよりそのおじさんについてだけどよ。

女の子は何歳? もし小学生にも満たない子だったら、高橋一生さんを見たっておじさんっていうかもしんないじゃん。

おじさんじゃん。38歳だろ彼。立派におじさんにカテゴライズされるべき歳じゃん。


さらに言うならその女の子の国籍は? 欧米の方なんかは、アジア人の顔が実年齢より幼く見えるって言うぞ。

もしその女の子が欧米人だったら、高橋英樹さんでも少年って言うかもだぜ。

そんなワケあるかよフザけんな。何だ75歳の少年って。小説のタイトルかよ。おこがましいにもホドがあるぞ。罰として選べ。桃太郎侍に斬られるか越後製菓のおかきを死ぬほど食うか、いずれかを選べ。ゴメン高橋英樹さんは何も悪くなかった。


とにかく。おじさんと言った=歳を取った男性と考えるのは、いささか性急に過ぎやしねえかい先生?

 

いい。それはどうでも良かった。


だいたいババアって言っても、俺が助けたのはおばあさんに限りなく近いおばさんなんだけどな。

なんて言ったらいいんだろうな。おばさん→〇〇→おばあさん。この〇〇に入るちょうど良い表現がないんだよ。


あーもういいわ。考えるのも関口メンディーだから。もう『おばさん→ババア→おばあさん』でいい。

それにしても情けないぜ人類。魚ですら出世魚という人事制度があるってのによ。

 

本題に入ろうか。


我が家から200メートルほどのところに踏切があるんだけど。

会社から帰ってくる時は、いつもその踏切を渡ることになるのね。

大きくない踏切だから、俺なら徒歩で渡り切るのに10秒掛からない。

ただ、真ん中が小山のように盛り上がってるから、登って降りてみたいな渡り方になるんだ。


で。俺が渡り切る少し前くらいで踏切がカンカン鳴ってバーが閉まりだしたのね。

同時に後ろから男の人の声で「早く早くっ!!」って聞こえたんだ。

続いて女の人の声で「あーっ」みたいな声も聞こえて。


でも別にそっちを見るでもなく、俺は踏切を渡り切ってそのまま歩いていた。

そしたら前から自転車で来た30代前半くらいの女性が、俺とすれ違いざまに「あーヤバい」って言うのが聞こえたの。


ピンときたね。振り返ったら案の定だよ。自転車に乗った年配の女性が、閉まり切ったバーに行く手を遮られて踏切内に取り残されてんの。


その間、女性はずっと「あー、あー」って言ってるだけで。

俺はすぐに踏切に駆け寄って、バーを上にグッと上げたの。

でも全く抵抗なく上がるわけじゃないから、俺のパワーでは女性の首辺りまでバーを上げるのが精一杯で。


それでも女性が少し頭を下げれば通れるくらいにはバーが上がったから「どうぞ通って」と言ったの。

まだ電車は近づいていなかったんだけど、焦ってたんだろうねその女性も。相も変わらず、ずっとあーどうしようあーどうしようって言ってるだけで、全然通ろうとしないの。


「頭下げて通ってっ」って言ったら、やっと頭下げて。そのまま自転車でスィーッて。

先に渡って待ってた連れらしき年配の男性と一緒に自転車で。


「だから早く渡れっていったんだよー」

「渡れると思ったのよー」

 

夜の街に消えていったのよ。

 

 

こーの野郎。

スィーッじゃねえ。スィーッじゃねえのよババア。

焦ってたんだろうからよ。いいよ別に礼なんて。無事だったんならそんなもん求めちゃいねえや。

俺が腹立つのは、どうして踏切がカンカン鳴ってから突入してくるんだってことよ。


鳴ってんじゃん。ねえ鳴ってんじゃん。これから電車くるって教えてくれてんじゃん。

待ちゃいいじゃん。大した時間じゃねーんだからよ。

せいぜい数十秒だろ。長くても数分じゃん。その僅かな時間を急いでどこに行くんだよババア。及びジジイ。


何年生きてんだよ。その年になってもまだ余裕のある行動が取れねえか。

車を運転している時だけじゃねえぞ。自転車でも歩いてても心に余裕を持つんだよ。


だいたい甘いんだよ見積がよ。

踏切の閉まるスピードと己の身体能力、そして周囲の通行状況などを加味した上で総合的に判断しろ。雑な見積しやがって。

 

あんたを助けた俺にはそれを言う権利があるぞ。
みんな悲しむんだからよ。

頼むぜホント。


以上!!

 

※過去に同じようなことが同じ踏切であったよ。