俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

『天気の子』は『君の名は。』のミルクと砂糖入り。(たぶんネタバレなし)

ツレが生理になりまして。


生理様御一行、今回はいつもよりかなりお早いお着きだ。


話が違う。うちの奥さんはアーリーチェックインは適用してないんだぞ。今日セックスするつもりだったのにどうしてくれんだよ。楽しみにしてたのによぉ。


しょうがないから、代替手段としてTENGAを1コ買ってきてくれるように奥さんに頼んだ。ヤダって却下された。フザケやがってケチくせえ。

 


それはいいんだけど、『天気の子』を家族で観に行った。わたしは観る気は全くなかったけど、次女(10)が観たいと熱望したから仕方なく。


だって家族4人で行くと6,000円だよ。高え。 観る気のない映画に6,000円も払うんだったらTENGA6本買った方が絶対いい。

 

そもそもわたしは『君の名は。』すら観てなかったんだから。『あの新海誠監督の最新作』って言われても「あのってどの?」ってなるんだよ。


このままではどれが新海誠監督の作品か分からず間違えて隣のスクリーンに座ってしまい、ミュウツーにいわれなき逆襲をされて召されちゃいそうさ。


それはイヤなので、前日に『君の名は。』を観ておいた。初めての新海誠監督作品だったけど、初めてTENGAを使った時ほどの衝撃は受けなかった。


普通。『君の名は。』は普通に面白かった。映像キレイだしキャラかわいいし、観て良かった。

 

さて。


肝心の『天気の子』についてだけど、普通。普通に面白かった。映像キレイだしキャラかわいいし、観て良かった。


そうだよ。『君の名は。』と同じだった。キャラと時間と場所が変わったけど、何なら時間と場所もちょっと被ったりしてるけど、やっていることは同じ。わたしにはそう思えた。


それがダメだとかそういう話じゃなくて。ただ、『天気の子』ってまるで『君の名は。』のミルクと砂糖入りだと思えたってこと。


君の名は。』は目まぐるしく入れ替わったり場所や時間軸が変わったりして難しかったけど、『天気の子』はそういうのないから。お子様でも安心して観られるよ。

 

でも逆に、それが根本的な疑問をずっと抱いたままで観続ける要因にもなってるんだけど。

根本的な疑問ってのは「何であれで100%の晴れ女になれるの?」ってこと。


いや、この手の疑問ってどんな作品にもあるから、そういうのを言い始めたらキリがないんだけどね。


それは『君の名は。』も同じで。観はじめた時は「何で突然入れ替わってんの?」って思ったもん。

だけどさっきも書いたけど、『君の名は。』はストーリーのテンポが早いから、観ているうちにいつの間にかそんな疑問はどっか行っちゃう。


でも『天気の子』は比較的のんびりしてるから、「何で?」っていうギモンが消えずにずっと持ったまま観てしまった。

 

映像が写実的だからってのもあるかも知れない。

実際にある日本の場所で、出てくるお店も商品もリアルで知ってるものばかり。

そんな中で、あのきっかけで100%の晴れ女になりましたって言われても、やっぱり「何で?」ってなる。


わたしはジブリ作品では『魔女の宅急便』が好きだけど、観てて「何で魔女が普通にいるの?」とは思わなかった。

同じくらい好きな『紅の豚』も「ヒッ! 豚が喋ってるゥ!」とはならなかったはず。


これらの作品には、そんな疑問を感じる余地のない世界観や勢いなんかの説得力があったのではないかな。


などと真面目にレビューはしてみたものの、そもそも40代のおっさんが観に行くような映画じゃないんだよ。だって、全然主人公に自分を重ねられないんだから。

完全に大人目線でしか観られなかった。これは加齢のなせるワザだから仕方がない。


10代の少年少女達の真っ直ぐ過ぎる言動。もしそこに自分を重ねられる40代がいたとしたら、その人は店でもんじゃを頼んで焼いて食ってすぐその場でゲロって店長呼んで「もんじゃ注文したのにゲロ出てきたんだけど?」とインネンこいて慰謝料せしめるような人。要するに図々しい。


作中でわたしが年齢的にギリで重ねられるキャラがいるとするなら、それは小栗旬さん演じる須賀さんだ。


この小栗旬さんの声がすごくいい。低音で色気があって、不覚にもわたくし濡れてしまいました。


観終わって映画館を出たあと、小栗様の低音ボイスを真似ようとあごを引いて声を出したら喉仏が下がり過ぎて死ぬかと思った。

 

あまり書くとネタバレになっちゃうからこの辺でやめるけど、あえて書くことがあるとすれば、中途半端なエロ要素が妙に受け付けなかったな。


『胸、見てたでしょ?』なんていうカウパーも出ないようなエロ要素。これ言う? 実際に言われたこと無いんだけど。どことなく昭和っぽくて古臭い。


君の名は。』もそうだったけど、おっぱい揉んだり、たまにパンチラしてくんだよね。それが何か妙に不快なんだ。わたしのような者が言うのもアレなんだけど。

 

映画を観に家を出た時は雨だった。

映画を見終わって外に出た時も雨だった。

わたし達の世界に100%の晴れ女はいないけど、でもこの雨は必ずいつか止む。


『天気の子』のラストを思い出しながら考えてみた。

わたしだったらどうしただろう。わたしならあの現実を前に、どう生きることを選んだのだろう。


ただ、一つだけ確実なことがある。


GLAYのTERUさんが、いつでも側にいて笑顔をくれないかと静かな愛の中で心からそう思うよりも。


槇原敬之さんが、いま君がこの雪に気づいてないなら誰より早く教えたいと心から思うよりも。


わたしは『天気の子』より『TENGAの子』でありたい。心からそう思った。


最後に。わたしのオススメは1分30秒です。

これは譲れない。