俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

サーモンをピンクと思った事が一度でもある人は手を上げてください。ハイ。先生はとても残念です。

数日前。会社で。


わたしと同年代の女性社員二人の前を通った時、彼女らがわたしを見てクスクスッと笑った。


え、なにゴメン鼻毛でも出てた? おかしいな。結構こまめにチェックしているつもりなんだけど。


でも俺が鼻毛を出していることで、何か

お前らに迷惑でもかけたかよ?

そりゃ俺の鼻から露出している鼻毛の最小ロットがバカボンのパパくらいだったら、二度見された上で笑われても文句は言えないけど。でも出ていたとしてもせいぜい2〜3本だろ?


 逆に考えろ。わずか数本の鼻毛がお前らという人間に笑いをもたらす一服の清涼剤のごとき効果を発揮しているという事を。

気付け。わずか数本の鼻毛に事実としてお前らは癒やされているという事に。

お前らはもっと鼻毛を敬い崇め奉っていいぞ。


それにしてもその距離からわたしの鼻毛に気が付くなんて、お前らのそのムダに良好な視力と洞察力は何だ?

もしかして背後霊すら見えたりするのか? 宜保愛子的な。雄蛇ヶ池方面の。


だとしたらわたしの背後を見るんだ。いやね。最近ミョーに首周りが重くて。わたしの予想ではタヌキかなんかの低級な動物霊が憑いてるんじゃないかとニラんでるんだけど、どうかな?

 

つーか全然そういう話じゃなかった。そもそもわたし鼻毛出してねえし。

そうじゃなくて。わたしの着ていたTシャツがピンクだったのを見て笑っていたんだって。


あのね。

箸が転んでもおかしい年頃ってのは、10代後半の女性に限られるんだよ。

例外はボンカレーのCMでらっきょが転がるのを見て笑う松本伊代さんだけ。残念だけど他は認められないんだ。


だからあなた達のような四十路を過ぎたブァブァーが他人様のTシャツを見ただけでコロコロと笑うってのはね。社会通念的にはちょっと受け入れ難い事実なのよね。

だからそこに直りなさいな。市中引き回しのうえ磔獄門の刑に処されるのと、LINEのステータスメッセージを「当方人肌恋しい40代女性です。お返事お待ちしております」って、昔の雑誌の文通相手募集コーナーみたいな感じに変更されるのとどっちがいいか選ばせてやるゥ!

 

なんて事は全然思わない。だってあくまで仕事の合間の楽しい雑談だからさ。


ただね。その時にわたしが着ていたTシャツはオレンジ色だったんだよ。

どこをどう見ても絶対にピンクじゃねえの。

わたしの見立てではこのTシャツの色はそう、サーモン。お寿司とかの。スシローとかくら寿司で出てくるやつ。


……ナニよ。「ホラやっぱりそうじゃん」ってナニ?

え、サーモンピンク? このTシャツの色って、オレンジじゃなくてサーモンピンクっていうの?


バカ言ってんじゃないよ。その辺にしとかないと3年目の浮気どころか3年目も浮気するぞ。だいたいあいつらどっちがヒロシでどっちがキーボーだか直感的に分かんねえんだよ。うっそーん分かるよん。


とにかく何だいサーモンピンクって。

分かってねえな。ピンクってのはアレのことだぞ。えーと、パー子。パーマン3号じゃないよ。林家の方。分かるね?


分かったところでじゃあ想像してみ? サーモンはピンクか? 君らはただの一度でもサーモンをピンクだと思ったことがあんのか?

無いよね。だってあれピンクじゃなくてオレンジだからね。例え色の名称としてサーモンピンクというものが存在していたとしても、わたしは絶対に認めないからな。


もう一度言う。サーモンは断じてピンクなどではない。オゥレンジだ。

したがってわたしの着ているこのTシャツもオゥレンジ。異論は認めない。

 

みたいな出来事がね。数日前に会社であった。


そしたら次の日からだよ。その女性社員二人が、わたしが前を通るたびにわたしのTシャツをチェックするというドン小西みてえな事をやりだしやがったんだ。


「あれ? 今日はピンクじゃないの?」


「今日は赤なんだね」


「あ、パンダ柄だ、かわいー」


ねえ。これってちょっとしたセクハラだよね。

フザケやがって。お前らが何気なく始めたTシャツチェックのせいで、わたしはたぶん今週末にでも有名ブランドのTシャツを買いに行くぞ。銀座とかに。


だいたい仕事中にフワッフワしてんじゃないよ。体のあんなトコやこんなトコがサーモンピンク改めどどめ色に変色した今の自分がそんなに呪わしいか。ヤダこれもかなりのセクハラ。


決めた。

もう明日から素肌で行こう。

そして長年の色素沈着により、購入後二日目のマグロの刺し身みてえな色に成り下がった乳首ズをこれでもかと見せつけてやるんだ。


もう二度とわたしの乳首がサーモンピンクとは言わせない。

言わせないんだからぁ!!

(強敵にボコボコにされて負けそうになり、お前らのやってる事は友情ごっこだみたいなことを言われて、最後の力を振り絞ってフラフラと立ち上がり、私達のやっていることは友情ごっこなんかじゃない。ないんだからぁ!!つって奮い立つ時のプリキュアみたいな言い方で)