俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

妙に口に出したくなる言葉がある。

妙に口に出したくなる言葉ってのがあるんだよね。

どうしてかは自分でも分からないんだけど、わたしの場合は昔から『ホセメンドーサ』ってのがそれなんだ。

 

でも実はよく知らなかったんだよね。ホセメンドーサが具体的に何なのか。

だからこそ我々は、今回初めてホセメンドーサについて調査したわけなんだけど。

 

ボクサーだったよ。プロボクサー。

ホセ・メンドーサっていうメキシコのバンタム級統一王者。『コンピューター付きファイティングマシン』と呼ばれるほどの頭脳と技術を持ったキング・オブ・キングス

ある試合で壮絶な戦いを繰り広げ、辛くも判定勝ちを収めたけど、試合後のホセの髪の毛は真っ白になっていたらしい。すごいね。

その試合の相手ってのがジョー。矢吹丈。『あしたのジョー』の主人公。マンガのキャラだったよホセメンドーサ。

 

 

さて。

昨日の夜に道を歩いてたら免許証が落ちてたんだ。裏になった状態でね。

正直に告白するとね。ほんとゴメン。拾わないで素通りしちった。

だってこっちは仕事帰りなんだよ? クタクタなの。この免許証を拾ったら交番に届けなきゃならないんだよ。そんなのホセメンドーサじゃん。

 

うん。この一言を書きたかったがための冒頭のホセメンドーサだし、今回の記事なんだよ。

バカめ。そうとも知らずにここまで読み進めおってからに。世の中にはどこに罠が潜んでいるか分からない事を身をもって知ったところで、曲の紹介に行きたいと思います。

それでは聴いてください。新曲で『私の中の軽い尿漏れ』。

 

新曲はリリースしないしこれからもする予定がないので、話を戻します。

いったんは素通りしたけどね。ちゃんと戻って拾ったよ。だってこのまま見てみぬふりして帰ったら寝付きが良くないもん。

 

でも拾ってみたら免許証じゃなくて歯医者さんの診察券だった。ビミョー。診察券ビミョー。落とした人には悪いけど拾い甲斐がないんだよ。

免許証を落としたら半狂乱だけど、歯医者さんの診察券なら別に良くない? 身分証明にはならないだろうし、自分じゃない誰かが自分の代わりに歯の治療に来るわけでもない。

 

しかもその歯医者さん遠いんだよ。拾った場所から10分は歩く。この診察券を届けたら家に帰るのが20分は遅れちゃう。20分くらいとか思わないでくれるかな。愛する妻子に会えるのが20分遅れるんだ。これは由々しいぞ。

 

いっそもう捨てちまうか。見なかったことにしてそっと地面に戻そうか。わたしではない誰か優しい人に拾われて、どうか幸せに暮らせよ。

まぁ届けたけどね結局。その歯医者さんに。我ながら優しいなと思った。

 

みたいな事を夕食時に家族に話して聞かせたら、長女(14)が「私は自分が優しいかどうか、自分じゃ分からないな」って言った。

奥さんが「でもお手伝いとか進んでしてくれるじゃない」と言うと「それはお手伝いをした方が良いんだろうなと思うからやってるだけで、それが優しさなのかと言われると疑問」だと。

 

そうなんだよね。自分が優しさのつもりでやった事でも、必ずしも相手がそれを優しさと感じているかと言えば、そうとも限らない。わたしがわざわざ届けたあの診察券だって、もしかすると持ち主が意図的に捨てたのかもしれないし。

 

例えば持ち主は歯医者さんの受付の女性に恋をしていて。もっと受付の女性と話をしたいけど、会計と次の治療日の予約という必要最低限の会話しかできない。

そうだ。この診察券を無くしてしまおう。そうしたらそれを理由に受付の女性と話が出来るかもしれない。さらには再発行してもらったお礼として今度ぜひ食事でもという話に発展させられるかもしれない。

そんな幸せな結末に思いを馳せながらわざと診察券を捨てたのに、歯医者さんに行ったら捨てたはずの診察券が届いている。ふざけやがって誰だ余計なことをしたのは。持ち主はそう思ってるかもしれない。

 

まぁ知ったこっちゃないんだけどね。その男性の淡い恋心なんて。

 

そんなこと言ったらだよ。今回わたしが歯医者さんの診察券を届けた件だって、別に優しさからの行動じゃないんだよ。落とし主のためにやったわけじゃなくて、診察券を届けないと自分の寝付きが悪いからやっただけだもんな。早い話が自己満足。

 

自分が相手に対して優しいかどうかなんて、ホントのところは相手にしか分からない。

そして自分は相手の本当の気持ちなんか分からないんだから、自分は自分の価値観の中で、人や物に対する敬意を忘れないようにして、言いたい事もやりたい事もすればいい。

長女にはそう言いました。

 

え、マジメですが?

あのね。わたしだっていつもいつも人様の文句や下ネタばっかり書いてるわけじゃないのよ。たまにはこんな終わり方をする事もあるの。

 

今回も読んでいただき、どうもありがとうございました。

次回『わたしが女性用ナプキンを付けてみた時の話』でお会いしましょう。

読者が著しく減っていなければの話ですけど。