俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

煮え湯リベンジ。

同じ部署の上司が、このほど定年を迎えられる。

 

そんな上司にわたしが出来る事は、フランク三浦の時計を贈ることだけだった。


いきなり結論に飛躍してしまったから、順を追って話すことにする。



同じ部署の上司が、このほど定年を迎えられる。

 

定年といっても退職ではなく、嘱託として仕事は続けるらしい。

 

顔が一休さんに似ているから、以後「一休上司」と呼ぶけど、似ているのはアニメじゃなくて本物の方。室町時代に実在した臨済宗の高僧、一休宗純

 

 

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 これじゃなくて……

 

 

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 こっちの方。



うっそーん。これは映画『ウォータームーン』の時の長渕剛さん。本物の一休宗純はこちら。


 

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畜生クリソツじゃないかよ。コレもうどっちでもいいわ。



顔は高僧に似ているけど、人としての徳は似ても似つかない。一休上司の徳は相当に低い。

 

『この橋わたるべからず』の看板を見れば両目を覆い隠すし、「この屏風の虎を縛ってみせよ」と言われれば食い気味に両耳を塞いでアーアー叫ぶ。

一休上司はそんな人。日光東照宮の三猿のうち二猿は一休上司だったんだよ。そんな上司を誰が信頼できると思うの? 猿なんだぞ?

 

今までに一休上司から何度煮え湯を飲まされた事か。でも煮え湯を飲まされるって、嫌なことをされるという意味じゃなくて『信頼している人に裏切られる』的な意味なんだって。

 

え、じゃあわたしが一休上司から煮え湯を飲まされたのは、納期が1ヶ月あった仕事を2日前になって突然に渡された、新人時代のあの一回だけって事になるじゃん。だってその時に彼への信頼がなくなったんだから。

 

その後のこと、例えばわたしが上申した業務改善案を放置したあげく、半年後に他の人から上申された同類案を採用されたあの時も。

わたしが会社に泊まり込んで徹夜で完了させた至急案件を、まるで自分の成果のように得意げに顧客に説明されていたあの時も。

 

あれもこれも全部煮え湯じゃなかったって言うの? じゃあわたしはいったい何を飲まされていたの? あ、悔し涙? うまいこと言ってんじゃないよ。納得行かないな。

 

早い話がわたしは一休上司が大キライ。

でもそんな彼でも長年同じ会社で働いてきた仲間。今までの事は水に流して、定年祝いにプレゼントの一つでも贈りたい。

 

なんて事は全然思っていなかったけど、名誉な事に付き合いも長いわたしが部署代表としてプレゼントを選ぶ運びと相成った。ヤヴァイ。

 

何がヤヴァイって、だって何をプレゼントすればいいのか検討もつかない。わたしは一休上司の趣味嗜好を何も知らないから。付き合いは長くても雨上がりにできた道端の水たまりくらいに浅いんだ。

 

だから時計をあげることにした。フラン三浦の。3千円くらいのやつ。

 

 

 

 

これからも嘱託として働き、時間に追われる生活が続くわけだから。新しい時計で心機一転するのも悪くはないと思って。

 

何でフランク三浦かというと、わたしが欲しいから。それだけ。だって何も思い付かねーんだもんプレゼント。

 

噂によるとフランク三浦の時計は1週間に1分の遅れが生じるらしいから、嘱託後の定期タスクとしてチマチマと時間修正をしてもらおう。

 

これがわたしの一休上司への復讐だ。今度はわたしの煮え湯を飲んでもらおう。わたしが一休上司に信頼されていればの話だけど。


なんて事を冗談混じりに同僚たちに相談したら、超大マジメに却下された。

 

人としての徳が低いのは、一休上司よりわたしの方だった。