俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

名前について考えた。

名前は重要。

重要な名前といえばドラクエをおいて他にないだろう。主人公に自分の名前をつける。仲間の男性キャラには親友、そして女性キャラには好きな女の子の名前を付けてプレイする。

ラスボスを倒してもそれで終わりではない。クリア後にソフトを友達に貸して自分の好きな人がバレると共に、仲間につけた親友の名前が貸した友達の名前じゃなく、その後の友人関係に支障を来すところまでがセットメニューになっている。

さらには貸した友達が勝手に又貸しして自分の好きな人が別のクラスにまで知れ渡ると共に、最終的には会った事もない名前も知らないやつが借りパクして最初に貸した友達と絶交するハメになるというオプションもご一緒にいかがですか?

 

ドラクエの名前と同じくらい重要なのが我が子の名前である事に疑いの余地はないだろう。

わたしは娘たちの名前には姓名判断を用いなかった。周囲からは姓名判断にもとづいて名前をつける事を進められたが、そうはしなかった。

だってそもそもわたしが姓名判断を信用していない。姓名判断自体は陰陽五行説の思想に端を発しているらしいので、きちんと研究されてきた歴史があるのかもしれない。でも親が付けたいと思った名前や漢字が、姓名判断的に良くないという理由で使えないというのは理解に苦しむ。どこの誰が考えたかも知らない他人の理屈が親の思いに勝る理由がどうしても分からない。

 

姓名判断を用いる人の事は何とも思わない。是非そうすればいいと思う。その人にとっては姓名判断で少しでも良い名前をつけてあげる事が、親として出来る最大の愛情なのだから。愛情の形が違うだけ。親の愛情があれば何だっていい。誰も読めないような名前を自分の子どもにつけてしまう神経は理解できないけど。

 

理解できないといえば、今はどうだか知らないけどわたしが若い時は「グローバルに活躍できるように」との理由で名前を付ける風潮があったりした。

例えば生まれた男の子に「慈恩(じおん)」とつければ、その子が海外に行けば「ハイ、ジョン」で言いやすいし聞こえもいいかもしれない。でもそれが何よ。それだけだぜ。当たり前だけど名前がグローバルに活躍するわけじゃないんだから。その人が活躍して初めてその名前がグローバルになるんでしょ。元メジャーリーガーのイチロー選手はその最たる例だと思う。だって鈴木一朗でしょ。悪いけどグローバルどころか日本でも凡庸と言っていい名前。それでもイチローと言えば世界中の誰もが知っている。そういう事だと思う。

 

「ハイ、イチロー」でも「ハイ、ジョン」でも何でもいいんだよ。何だったら「ハイ、ゴンザブロー」でもいい。世界にはゴンザレスという名前の人だっているんだし。どうせマイケルをマイク、エリザベスをベスと呼ぶように、ゴンザレスも「ゴンザ」「ンザレ」「ザレス」のいずれかで呼ばれることになる。あるいは「ザレスゴン」という呼び方をする者も出てくるかも知れないが、そいつは新進気鋭の有望な若手だから目を離してはいけない。

あといま知ったことだけど、ゴンザレスは名前じゃなくて名字だった。スペインではガルシアに次いで2番めに多い名字らしい。それがゴンザレス。じゃあゴンザブローと違うじゃん。ゴンザレスに騙された。

 

あと名前からイメージする事もある。

剛(つよし)という名前なのにちょっと弱そうとか、太(ふとし)なのにガリガリだったりすると、勝手にこっちの折り合いがつかずに名前負けだろとか言っちゃったりする。本人にとっては大きなお世話以外の何者でもないだろうけど。自分でつけた名前じゃないんだから。

キムタクが全盛期の頃は「拓哉」という名前の男性が最も悲劇だった。名前が拓哉というだけで「ぜんぜん拓哉じゃねーじゃん」とか言われる。当たり前なんだけど拓哉じゃないんだから。高橋克典にオファーしたのに高橋克実が来たみたいな言い方すんな。

 

商品名をイメージ付けるためにも名前は重要。商品名のネーミングといえば小林製薬を忘れてはならない。熱さまシート、のどぬ~る、ガスピタン、ケシミンなど、名が体を表している例は枚挙にいとまがない。

 

かくいうわたしもかつて公募で募集されていたネーミングに応募したことがある。オレアイダが発売している『星のポテトやさん』のマスコットキャラクター名に『相田星光(アイダホシミツ)』の名で応募した。なぜ日本名と思うかもしれないが、この意味が非常に深い。

 

1.星のキャラだから「星」を使用

2.星だから「光る」で「星光」

3.星のように光り輝く商品であってほしい

4.星光は「星三つ」という最高品質も示す

5.相田はオレアイダのアイダ(「愛だ」という意味もある)

 

このように、単純な名前の中にいくつもの熱い想いが込められていた。そしてキャッチコピーは「オレ、アイダトシミツ。よろしくな!!」オレとアイダでオレアイダ。ここまで考えて実際に採用された名前はキラポテだった。その夜は枕を濡らした。

 

 

www.oreida.jp

 

 

ベビースターの新マスコットキャラクターのネーミングにも応募した。男の子で明るくて歌とダンスが好き。星が散りばめられた帽子をかぶり、マイクを持ってピースしているチャラいキャラだった。将来はビッグになりたいらしい。

わたしが応募した名前は『O.C.ベビー』。歌とダンスが好きだから M.C.ハマーをイメージしてみた。しかもO.C.ベビーの「O.C.」はおやつカンパニーの頭文字だ。名前に会社名まで入れるという優しさ。絶対の自信で迎えた発表当日。新キャラクター名はホシオ。立ち直るまでに3日を要した。

 

 

www.oyatsu.co.jp

 

 

ここまで長々と名前をテーマに書いてきたけど、そもそもなぜ名前について考えたのかと言うと、オバジだ。化粧品のブランドにある『Obagi』。これいいのかとふと思ったのが名前について考えたキッカケ。

だってエイジングケア商品としてのブランド名だぞ。なぜオバジか。海外ならともなく、ここ日本でその名前から連想するのはお婆しかない。エイジングとは相反するというか。いやある意味では相反してないんだけど。何というか発毛剤の名前が『ハエーヌ』みたいでいたたまれない。

ブランド名を変えればいいのにって思ったけどオバジってスキンケア研究者の名前らしい。それじゃしょうがない。人様の名前をとやかく言うわけにはいかないもんな。

 

昔、奥さんとハリウッドスターに日本名をつけるとしたらって遊びをしていて、いくつか言い合ったんだけど最終的に「ブラッド・ピット=桜庭 直(さくらば なお)」が優勝した事をいま急に思い出した報告しておく。