俺があいつを見返す日。

俺があいつを見返す日。

わたしがある人を見返すための意思表明として立ち上げたブログです。日々のこと、夫婦のこと、子育て、商品レビューなど、なんでも。

中学生長女の寝る時間をフリーにしてみて分かったこと。

皆さんに一つ質問がある。

ちょうど一年前にこの道を通った夜の事を、まるで昨日の事の様に今ハッキリと思い出す事が出来る人はいるだろうか? 出来るという人はおめでとうございます。たった今、あなたは『THE 虎舞竜の高橋ジョージ』という称号を得た。ううん得たんだもう。ダメだ異論は認めないし有無も言わさない。いいじゃないか。誰もが知っている超有名な曲を自分のものだと主張できる。それの何が不満なんだ。しかも14章まであるんだぞ。増えちょる。わたしが知っていた時から1章増えて14章になっちょる。終わりなきロードへの飽くなき挑戦。J-POP界のガラスの仮面。高端ジョージ。今後も彼から目が離せない。

 

でも今はいったん目を離していただくとして。

ではちょうど一年前の今日に、中学二年生だった長女から「寝る時間のルールを撤廃して欲しい」と直訴された人はいるだろうか? いる。それはわたしだ。

娘たちの寝る時間は基本が22:00。次の日が休みなら23:00。それが我が家のルール。それなりの睡眠時間を確保して欲しいというのが理由だ。そのルールを撤廃し、寝る時間をフリーにして欲しい。それが長女の要望だった。

わたしは理由も聞かず頭ごなしに否定する無理解な親ではありたくない。だから長女に理由を尋ねた。「もっと長く起きていたいから」だって。うん。まあそういう事だろうね。

 

でもわたしは何となく違和感を感じていた。次女ならともかく、長女がこういう類の事を自己主張するのは珍しかったからだ。

わたしは長女に提案してみた。例えばだけど午前3:00まで起きてて良いというルールではどうかと。午前3:00なら確実に長女は寝ているので、事実上寝る時間の制限がないのと同義になる。それではダメかと。長女は「うーん。それでもいいけど……」と煮えきらない態度だった。その反応で理解した。長女は別に起きている時間を長くしたいわけじゃない。親に寝る時間を管理されたくないのだと。そうかー。中学二年生ともなれば、そういうものなのかもしれないな。この自己主張は成長と考えるべきなのだろうな。

 

さっそくその日から長女の寝る時間を管理するのをやめ、彼女の思うようにやってみてもらうことにした。これまでの長女の実績から、それを試すだけの信用が彼女にはあった。ただ一つだけ条件をつけさせてもらった。これからは朝は起こさない。自力で起きること。寝る時間を管理されないという自由を得るには、それに伴う責任も受け入れてもらわなければならない。長女は一瞬たじろいだようだけど、その条件で合意した。



それから一年が経過して今。初めたばかりの頃は長女の夜ふかしがどのくらい続くかと心配していたけど、フタを開けてみれば案外そうはならなかった。確かに寝る時間が遅くなる事もままあるけど、眠くなれば自分の体調を鑑みて早めに寝る。時間を上手に使って勉強もしているようだし、朝もきちんと自分で起きてくる。わたしなどよりよほど上手に睡眠を管理している。親が手を離せば子どもは案外上手に歩く。いつまでも自転車の後ろを支えていないとダメだと思っているのは親だけ。いらぬ心配だったみたい。

 

寝る時間が22:00と決まっていれば、仮に21:00の時点で眠かったとしても意地でも22:00まで起きているだろう。でも寝る時間が自由になると、無理して起きていなくても明日起きていればいいやと思うのかもしれない。奥さんと結婚する前はデートのたびにセックスをしていた。別に肉欲に溺れていたわけではないが、次はいつ出来るか分からないからだ。結婚していつでもセックスができる状況になると、何がなんでも今する必要がないので頻度も減った。加齢もあるけど。その理屈と同じだ。

 

ちなみに小学5年生の次女はその対象ではない。次女の場合は寝る時間をフリーにした途端、毎日フラフラになるまで起きていると思う。残念ながら彼女にはその辺りの信用はない。自由を主張し手にするためには信用が必要だという事を不満げな次女に丁寧に説明した。君が寝る時間のルールを撤廃してもきちんと自分で管理できると判断すれば必ずそうすると。一応の理解は得た。

 

そしてこの記事を書いているわたしはいま自宅にいる。今日は会社を休んだ。前日の暴飲暴食からの二日酔い。加えて最近は寝付きが悪く、睡眠時間が一時間しか取れない状態でフラフラになりながら家を出て電車に乗ってパニック発作を起こしかけ、次の駅で降りてほうほうの体で歩いて家に戻った。会社には正直に事情を話して有休をとった。

 

わたしは二度と同じ失敗をおかさぬよう、今日から23:00には必ず寝床に入るルールを自らに課した。46歳にして寝る時間のルールを制定せざるを得なかったわたしと、一年も前に寝る時間の自由を手に入れた14歳の長女。全くもって恥ずかしい限りだ。会社には社会人にあるまじき体たらくで迷惑をかけ、娘たちには情けない姿をさらしてしまった。これが分別がつくはずの46歳男性のやることか。落ち込む。

 

まあいいや気にしないことにする。どうせ会社も娘たちも、たぶん今ごろパフェとか食ってるよね。食ってるでしょ。そうだと信じたい。

 

 

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。