洗練された野生。

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有終の美を飾りたいブログ。

映画『戦場のメリークリスマス』を観た(ネタバレあり)。

 

戦場のメリークリスマス。有名な作品だから、さすがにタイトルとテーマソングだけは知っていた。でも今の今までどうしても観る気が起きなかった。理由はこの映画の作風が『ビルマの竪琴』と被るから。

 

ビルマの竪琴を観た事がない人のためにストーリーを説明すると、水島なにがしという日本兵が和尚に変装して金網の内側で竪琴を掻き鳴らしたのを皮切りに、仲間の日本兵たちが次々に「水島! 一緒に日本に帰ろう!」と涙を流して叫ぶ映画じゃないかと思ってるけど観た事ないから分からない。

 

戦メリは1983年公開の映画。今から40年近く前の作品だ。40年前といえばわたしは8歳。電柱に股間をこすり付ける行為の心地良さに目覚め始めた時分。電柱に飽き足らず、近所の工事現場にあった錆び付いた鉄筋に跨って腰をグラインドし、血で染まった真っ赤なチンチンに赤チン塗られたのもこの頃。

 

世間的には肯定的な評価が多い気がするこの作品、結論から言えば全くもって意味不明な映画だった。果たしてこれは映画だったのか、今となってはそれすらも疑わしい。不条理なコントではないかとさえ感じている。

 

作品云々を語る以前に、坂本龍一さん演じる日本兵が何を言っているのか全く聞き取れない。滑舌が悪いのか早口すぎるのかは分からない。分かる事と言えばとにかく終始怒っている事くらい。あんまり怒っているものだから、デビッド・ボウイさん演じる英国人捕虜が見かねて坂本をハグしてほっぺにチュッチュした。坂本は白目向いて気絶。デビッドは顔だけ出した状態で土に埋められて死す。

 

点数ゼロ。評価のしようがない。意味が全く分からない。全く面白くない。唯一面白かったのは坂本が気絶したところくらい。この映画の良さが分かり、それを明確に説明出来る人がいたら是非教えて欲しい。そんなあなたとは理解はしあえそうにないけど、もしかしたら逆に良い関係を築けるかもしれない。

 

以上、大晦日に観た『戦場のメリークリスマス』の感想を正月に公開するという混沌の中で新年の幕を上げた我がブログ。わずかばかりの奇特な読者の方々、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。